上田 直方(うえだ なおかた)氏の作品を紹介します。
庭の刈込のどうだんつつじが真っ赤に紅葉して、その輪郭がはっきりしたかと思うと、
数日遅れてモミジ、夏椿、ヤマボウシも美しく色づきました。
信楽のように昼と夜の気温差が大きいほうがより美しく変化するとか。
春の花見と並び秋の紅葉狩りと言う言葉、秋に紅葉したものを
昔、薬草に使うため採取され「狩る」と言う言葉になったと聞いたような気がします。
立冬が過ぎました。
今は植えたことのない十両、千両、万両の実が真っ赤に所かまわず
場所を確保し生き生きとしています。
鳥が身をついばんで落とした種が芽生えたのでしょう。
本に親しめる夜長はまだまだ続くので、読書の合間に百両の花や実も
しっかり調べたいと思っています。
(せんりょう)