杉本 貞光(すぎもと さだみつ)氏の作品を紹介します。
今年の仕舞いの月、師走
師走と聞くとなぜか気ぜわしく、昨日から続く今日なのに
何から片付けようかと本気で思ってしまうのは私だけでしょうか。
自然が運んでくれる四季折々の風の中で、
自分なりに喜怒哀楽を繰り返し、健やかなことに感謝しながら歩んできた日々
季節はいつも足早に過ぎていきますよね
美しく色づいた木々の葉もハラハラと一枚また一枚と
吟味するように散り、その姿を変えつつあります。
今年は例年になくナンテンのみがよくできているようで、
難を転じて福をもたらすとの意味からも、
お正月には生け花の材料として用いられることでしょう。
(ナンテン)