石山 哲也(いしやま てつや)氏の作品を紹介します。
あと4日で19日は24節気の一つ「雨水」。
雪や氷が雨になり、根雪が溶け湿地や小川のせせらぎになるという。
春めいた気候に変化を見せる頃のこと。
私の周りの草や木も、その先にいっぱいの水分を含んだ新しい芽が膨らみ、
固く閉じていたような自然もほっこりし始めたように思います。
「一月は行く」「二月は逃げる」「三月は去る」
なんてただ言葉の遊びのように思っていたころもあったのですが、
自然は行きつ戻りつはしながらも感覚としてはとても早く、
それでいて、じっくりゆっくり春になっているのです。
肌で感じる毎日の寒さは例年と比べようがないのですが、
今年は例年のように分厚い氷も張らず高い霜柱も上がらず、
積雪もなく、今日まで不便なく過ごせたことを嬉しく、ありがたく感じています。
椿の花はそれぞれ色美しく、たくさん咲いています。
(つばき)