神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。
六月と言えば梅雨でジメジメ、なんだか気持ちも滅入りそうな季節と言うイメージですが、
ここ一週間もしっとりとした空気をはらんだ
すっきりとしないお天気が続いています。
でも植物にとっては恵みの雨。
天からの潤いをいっぱいに受け美しさを誇る紫陽花が
その花の大きさと色を競いながら所狭しと咲いています。
その片隅にとらの尾やドクダミがまっ白の花を咲かせ
清楚な感じを出しています。
田植えしたばかりはひょろりと頼りなかった苗も
すくすくと育ち、たくましく伸びています。
今は一年で一番昼が長い夏至(22日)の候、
季節はいつも早足に過ぎていきますが
夏の訪れを予感させてくれる厳しい光も時折さしてきます。
(とらのお)