六代上田 直方(ろくだい なおかた)氏の作品を紹介します。
朝夕の寒さは厳しいですが日中は師走に入ったというのに暖かく
例年より秋がゆっくり通り過ぎていくようです。
信楽の紅葉はまだまだ美しく、太陽に映えて
燃えるような紅一色の沢山の木々に囲まれて楽しく過ごしています。
そしてハラハラと散る落ち葉も風情かと
掃除もせずに眺めている毎日です。
11月は別名風寒(ふうかん)と呼ぶようですが
12月になった今も冬将軍の前座を務める北からの使者
木枯らしがまだ吹いていません。
とはいっても庭のヤブコウジ、せんりょう、まんりょう、おもと
ナンテンなどは赤や白の小さい丸い実をつけ
お正月のお飾りとして出番を待っているようです。
白や赤の椿も咲き始め、山茶花の垣根も花が咲き
静かにですが賑やかさをかもし出しています。
(せんりょう)