谷 穹(たに きゅう)氏の作品を紹介します。
新型コロナウィルスの影響で、社会的にとてもきびしい毎日でしたが
無事作品展を終えることができました。
各々のお考えで御協力いただきました皆様に感謝申し上げたいと存じます。
外出時にはマスクを、仕事の前後には手洗いがようやく習慣になってきました。
徐々に不要不急の外出に対する自粛が解けてきていることを聞いて
うれしく感じています。
外出を控えるようにと言われ五月を彩る鯉のぼりも目にしませんでした。
男の子の成長を願う節句、鯉が滝を登るように子どもが健康に育ち、
将来は大きく世に出てほしいとの願いを込めたのが鯉のぼりの由来だと。
その鯉のぼりの棒の先についている球体は「天球」といい神様を呼ぶ目印、
その下の「矢車」は幸運を射止め邪を被うため、
五色の「吹き流し」は魔除けだと。
広い青空の下で大きい口を広げ伸びのびと泳ぐ鯉のぼりを思い浮かべ
五月の風を感じています。
周囲は新緑の季節
庭では、しゃが、みやこわすれ、よめな、すずらん、
えびねらん、しらんなどが美しく咲いています。
おがたまの木に花が咲いて、くだもののうれたようないい匂いを
遠くまで放っています。
(オガタマノキ)