石山 哲也(いしやま てつや)氏の作品を紹介します。
外出自粛が緩和され、信楽の里も少しずつ活気が戻っているようでうれしく思います。
観光のお客様の姿、学校に通う子供たちの弾んだ声、
車の動き、人々の笑顔など。
梅雨と言う言葉を聞き勢い良く伸びた新緑の木々に
久々に恵みの雨が降り注ぎました。
この雨は庭の水まきで追われていた私たちより
植物たちのほうが生き生きとして本当に喜んでいるようです。
田植えの後は頼りなくたっていた苗も株を増やし
たくましく伸びています。
風よけにある小さい淡竹の籔の若竹も青々とまっすぐに伸び、
足元には白とそして赤のホタルブクロの花がいっぱい咲いて、
その隙間のあちこちからどくだみの白い清楚な花が強いにおいを放っています。
二十一日は夏至ですね。
一年で一番昼が長い時。
夏の足音を感じながら美しい風景との出会いを心に蓄えておきたいものです。
(やまあじさい)