古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。
少しずつでしたが今ではずいぶん日暮れが早くなり
夜風の涼やかさが心地よく感じられます。
空気の凛と澄み渡る秋は月夜の美しさも格別。
今年は中秋の名月と満月が一致するとかで楽しみにしていましたが
残念ながら信楽では眺めることが出来ませんでした。
「つきづきに月見る月は多けれど月見る月はこのつきのつき」
と遊びの中で何かをしながら早口言葉のように言っていた
子供の頃を思い出します。
周囲の田んぼはほとんど刈り取られ残されているのは
飼料米だけのようで農家の秋はもう終わったようです。
吸い込まれるような青い空の毎日。
庭にはほととぎすの花があちこちに、
また野菊や段菊も可愛い花を咲かせています。
うめもどきも真っ赤な実をつけています。
季節の恵みを感じられる豊かな秋
感染症も落ち着き満ち足りた時間が訪れますように。
(だんぎく)
例年10月に「信楽焼有楽作品展」秋の部を開催し
皆様にご案内申し上げておりましたが、
今年はコロナウィルス感染症の影響により
緩和の期待も今一つすっきりしない現状から
作品展と言う型の開催を断念いたしました。
その代わりと申しまして勝手ですが有楽のギャラリーで
いつもの作家の新作を揃え、10月中、展示即売を致します。
里の秋、清らかな空気と美しい自然を求めて
信楽へ是非ぜひお越しいただきますようお待ち申し上げます。