古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。
暑かった夏が行き、信楽にも急に肌寒い季節がやってきました。
十月二十二日のことです。
二十三日は暦の上での霜降だと知っていましたが。
今季一番の寒さとか。
富士山に初冠雪と言われ、前日まで大多数の人たちが
半袖の服で活動していたのを思うと
初冬のような気温に戸惑いました。
近畿も木枯らし一号や陽ざしが届いても風冷えだと
テレビの予報で知りました。
そしてそれから暖房の用意や冬の準備に忙しく取り組みました。
今日から霜月
冬型の気圧配置となって寒気が南下し、
まだ寒さに慣れていない体にとって十一月は
皮膚で冷えを感じやすい時期のようです。
今咲いているお茶の花は、椿科の花で
白い小花の中に黄色の芯が束になっていて控えめな花ですが
十一月のお花として「わびさび」をこのむお茶人さんに
昔から好まれていたようです。
信楽での紅葉はまだだと思いますが
今は野菊が可愛く咲いています。
(おちゃのはな)

