ギャラリー有楽【信楽】

有楽だより

作品紹介 谷 穹作 『一輪差し』

2026年07月31日 更新

谷 穹(たに きゅう)氏の作品を紹介します。

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七月の終わり二週間ぶりに雨が降り

庭の木や草とともに恵みの雨を喜びました。

「夕立三日とか。」

三日は続きましたが暑い青い夏空が急に表情を変え

騒がしく乱暴な雨を迎える毎日でした。

雷もなっていました。稲光も見ました。

所々に小さい水たまりもでき、

どこからか運ばれてきた枯葉がたくさん舞っていました。

八月は木々から葉が落ちる「葉落ち月」が

変化した「葉月」という別名があるとか。

八月葉月。七日は立秋です。

学校の夏休みに入って今日初めて昼食時にセミの鳴き声を聞きました。

連日の暑さで気力も奪われそうですが、

例年なら立秋が過ぎれば

朝夕はさわやかな風が吹き始めますよね。

庭に咲く花も暑さのためか小さく、はや秋の花ばかりで

今、元気なのは月見草です。

栄養のバランスの良い食事。

十分な休養と質の高い睡眠に加えて、

エアコンを使用して室内の温度を下げる。

のどが渇く前に水分補給を行うなど

熱中症を予防して元気に夏を乗り切りましょう。

 

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(われもこう)

作品紹介 迫 能弘作 『一輪花入れ』

2026年07月14日 更新

迫 能弘(さこ よしひろ)氏の作品を紹介します。

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梅雨明けという言葉を聞いたかと疑っている2,3日の間に

熱中症を心配するという生活に入りました。

太陽の光に負けない力強さで真っ青に広がった大空を見て

暑い夏を実感する毎日です。

水田には青々と成長した稲が伸び

風がなく暑いと言っている私たちに

緑の風をなびかせて見せています。

稲作はおよそ8000年前に中国の長江流域で始まったとされ、

その技術が長江を下って海を渡り

古代日本の九州に伝えられたことで

弥生時代の幕開けにつながったそうです。

当時の人々にとって日本の気候はとても素晴らしく思えたのでしょう。

日本には秋津洲(あきつしま)豊葦原の瑞穂の国(とよあしはらのみずほのくに)

と言った美称があるようです。

秋津とはトンボのことで国中の水田にトンボが乱れ飛ぶ

自然豊かな様子がその言葉から浮かびます。

気候の変動や技術の研究が繰り返され

現代につなげられているのでしょう。

7月18日土曜日、信楽愛宕神社で火まつりが行われます。

 

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(なでしこ)

作品紹介 杉本 貞光作 『蹲壷』

2026年06月30日 更新

杉本 貞光(すぎもと さだみつ)氏の作品を紹介します。

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7,8号と立て続けにやってきた台風

大変心配致しましたが信楽では大事なく過ぎホッとしています。

でもぽたぽたと大きい音を立てて強い雨がよく降りました。

それにもめげずたくさんの水を得てより美しく

紫陽花と夏椿の花が咲いていました。

すっかり雨に現れた美しい緑の庭木の間から

半夏生(はんげしょう)や、ねじり花(もじずり)、

なでしこの花が咲き、以前とは違った感じの庭になっています。

七日は七夕。

天帝に引き離された織姫と彦星が年に一度逢瀬を楽しむ日

旧暦の七夕では星空がよく見えませんので

国立天文台では旧暦の七月七日に近い日を

「伝統的七夕」と定められました。

西暦は太陽の動きに基づいた太陽暦ですが

旧暦は月の満ち欠けの周期を反映しているための

年によって変わるようです。

天気が良ければ、こと座の一等星ベガ(織姫)と

わし座の一等星アルタイ(彦星)が輝くことでしょう。

周囲の田んぼの稲は元気でしっかり根付いています。

 

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(なつつばき)

作品紹介 神山 易久作 『面取り花入れ』

2026年06月15日 更新

神山 易久(こうやま やすひさ)氏の作品を紹介します。

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梅雨入り宣言があったとはいえ

湿度の高いすっきりしない日が続いていて

野の植物だけが喜んで生き生きとしているように感じます。

なみなみと水を張った田んぼには

しっかりと根を張ったらしい稲が頭をもたげ

農家のお仕事の忙しさもひと段落らしいです。

雨が降れば色とりどりの雨傘で

町を賑やか木々から滴る雨のしずくは

雨の日だけ見られる景色だと

そしてそのあともしかしたら雨上がりに虹が出るかもと

素敵な景色を思い浮かべて楽しんでいたのに。

今はしとしとという雨がなく、

思い切り、いっぱいという降り方になっているように思います。

紫陽花の花も咲き始めました。

目にする花の色が昨年よりカラフルになったように思いますが。

その他どくだみ、ほたるぶくろ、のあざみ、

しもちけくさ、おかとらのお、などが咲いています。

二十一日は夏至

北半球では太陽の位置が最も高くなり、

昼間の時間が最も長くなります。

今年も半年が過ぎようとしています。

くちなしの花の香りが漂ってきました。

 

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(ほたるぶくろ)

作品紹介 荒川 智作 『花入れ』

2026年06月01日 更新

荒川 智 (あらかわ さとし)氏の作品を紹介します。

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庭の緑色の木々もそれぞれに落ち着きを見せ、

日中は照り輝いています。

中でも今は山法師のまっ白な花が上から見ると

白一色に見えるほどたくさん清楚に咲いています。

今日から水無月

部屋の設えも夏になり、常々着るものも

袷から単衣に変わるのが今までの習慣でした。

今は春でも気温が高く、

気温が低いとされる信楽でさえ桜が散ったころから、

薄物の半そでにと移って活動しやすい衣服になっています。

カラッとした晴れの日の少ない毎日、

湿気が多くて過ごしにくい時期ですが、

この雨が植物の成長に欠かせないようです。

水分は土の中で養分を吸収しやすい状態にし

光合成による有機物の合成を促進させるのだそうです。

田植え直後の稲にとっても水田が出来て

苗の成長が促されるので恵みの雨なのですって。

辺りでは、あやめ、いちはつ、つゆくさ、のあざみ、

どくだみ、のばら、せんだいはぎが咲いています。

蒸し暑い季節は少しでも気分がさわやかになるよう

工夫して暮らしたいものです。

 

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(のあざみ)

作品紹介 荒川 智作 『花入れ』

2026年05月14日 更新

荒川 智(あらかわ さとし)氏の作品を紹介します。

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陽の光を浴びた草や葉、木々の清々しい香りが湧くように漂ってきます。

こんな自然に恵まれた中で暮らしていることの幸せを感じるひと時です。

特に草や葉のみどり色を見ているのは

目によいといわれますのでうれしさも二倍です。

人が見ることのできる波長は

赤外線と紫外線の間の「可視光線」と呼ばれる範囲で、

もっとも波長の長い「赤」から始まり

もっとも波長の短い「紫」で終わるのですが

可視光線の中でちょうど真ん中あたりの波長であり

目に優しい色が緑と言われています。

緑に囲まれた中にいて目を大切にして楽しみたいものです。

庭に木の足元には、すずらん、えびねらん、しらん、

しろばなしらん、やまおだまき、みやこわすれなど

形や色をうまく取り合わせ美しさを主張しながら咲きほこっています。

飛び交っている蜂や思わぬところで休んでいる毛虫に注意しながら

周囲の田植えもすっかり終わって風景が一変しました。

 

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(えびねらん)

作品紹介 杉本 祐作 『壷』

2026年04月30日 更新

杉本 祐(すぎもと ゆう)氏の作品を紹介します。

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山の木々も新芽が出そろい濃淡の緑一色になり、

遠くから見てもふんわりと柔らかい感じが受け取れます。

新芽で山が膨らんだ分、山が近くなってきたように思えます。

庭でも松、杉、ヒノキ、楓とそのほか沢山の木々の花が咲いています。

日ごとにぐんぐんと緑の葉を茂らせているのを見ていると

私たちの体や心にもエネルギーが湧いてくるようです。

二日は立春から八十八日目にあたる雑節『八十八夜』

春から夏への節目

八十八という字を組み合わせると「米」という字になることから

この日から農作業を始めると豊作がかなうとか。

家の周囲の田んぼも耕運機が活動します。

五日は端午の節句、五月人形と一緒にこいのぼりを飾り、

男の子の成長を願うのです。

山に囲まれた信楽への道にはやまつつじ、ふじ、うつぎ、

しゃがなどの花が目立っています。

ゴールデンウィークには信楽へもおいでください。

そして有楽へもお立ち寄りください。

お待ちしています。

 

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(ふじ)

作品紹介 古谷 和也作 『鉢』

2026年04月14日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

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信楽の里の桜は四月九日、十日が見頃でした。

でも開花して三、四日は青空に恵まれませんでした。

それでも桜は小さい花びらを美しく整え

何よりも誇らしく風雨にもめげず咲き、

私たちを楽しませてくれました。

今は桜色から少しずつ山里の自然色に変わりつつあります。

家の庭の椿は小鳥が押し寄せうるさく騒いでいます。

ゆきやなぎ、しじみそう、りきゅうばい、くろもじ、やまぶきの白と黄

れんぎょう、ぼけとたくさんの花が咲いています。

柔らかな春の日差しとさわやかな風を感じながら、

小鳥のさえずりに耳を傾けたり、

植物の香りを楽しんで深呼吸をしてみたり

素敵な毎日ですが同時に私が勝手に言っている

引き抜かねばならない雑草も全部伸びて花を咲かせています。

名前を調べてみようなんてそんな暇もありません。

花の命は短く生命の息吹輝く時も貴重ですよね。

その時々を楽しくと今は思っています。

 

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(つばき)

作品紹介 上田 直方作 『花入れ』 

2026年04月01日 更新

上田 直方(うえだ なおかた)氏の作品を紹介します。

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春に三日の日和なしと言われるように

信楽でも心が晴れやかになるような

すっきりとするお日和ではなく

芽生えてきた草木がこの湿気を喜んでいるかのような毎日です。

都会では桜が見頃だとか花見日和とか言われていますが

この地の桜はまだ立木のままで

その先にあるつぼみのふくらみもまばらです。

今日から四月。新しい年度の始まりです。

入学、進級、職場では新入社員

見慣れた街並みも朝夕通っていた道路も

ピンと一新されたような潔い空気に。

ピカピカの一年生という言葉が思い浮かびます。

少しの不安と夢のような楽しい気持ちが混ざって

赤でも白でもないほのかな桜色が

この季節を応援してくれるのではと。

今、新しいことを始めるには絶好の時

思い立ったら気負わずマイペースで

小さなことから始めてみましょう。

優しい春風が背中を押してくれるかも。

しのぎやすい季節になりました。

昨日まで気づかなかったれんぎょうが咲いています。

 

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(しょうじょばかま)

作品紹介 鈴木 大弓作 『花入れ』

2026年03月15日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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気温の差が激しい毎日。

少しでも暖かく暮らせるようにと願いながら。

そんな日を繰り返し季節が移っていくのですね。

信楽の昨今は日差しは穏やかで

春の気配はそこここにあるように思うのですが

肌に触れる風はまだまだ極めて冷たく寒くさえ感じます。

すっかり春にならずこれからというときには

ちょっとした春の兆しにも心が躍るのでしょう。

二十日は春分の日

だんだんと昼の時間が長くなりますね。

庭の花も梅から椿に、そして桃にと移り

その間にれんぎょう、ゆきやなぎ、さんしゅう、みずき、

くろもじと一斉に花の準備をしているようです。

厳しい冬の寒さに耐え芽吹きはじめてきたのです。

三月は卒業や進級を迎える区切りの月。

新生活の準備で嬉しさや不安、

達成感や未来への大きな夢が入り混じる特別な時ですね。

新年に立てた抱負、これからチャレンジしたいことなど

もう一度よく考え、よい季節になることを願っています。

たんぽぽ、つくしもたくさん顔を出しています。

 

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(つばき)

作品紹介 神崎 継春作 『壷』

2026年03月01日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

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陽ざしが少しずつ強くなって日ごとに春に向かっているのを感じます。

三月の別名は弥生(やよい)

「木草弥生い茂る月」(きくさいやおいしげるつき」の

「いやおい」から来た名前で

草木がますます生い茂る月という意味だそうです。

例年なら「一雨ごとのあたたかさ」と言われているのですが

今年は雨が少なく自然界のものはみなそれなりに工夫をして

快適に過ごしているのでしょうね。

信楽では久々に二十五日小雨に恵まれました。

草も木も浄化されみどり色が濃くなったように思います。

五日は啓蟄。

土の中も暖かくなり、冬ごもりをしていた虫たちも

這い出して来る時期とか。

庭も今は梅と椿の花に陣取られていますが

そのほかの春の花々はまだつぼみが固く準備中です。

地域の人たちは気温に関係なく

奈良のお水取りが終わらなければ

春はまだ遠いとか言っていますが。

「お水取り」は奈良時代から続く奈良東大寺二月堂の

「修二会(しゅにえ)」という行事のことです。

三日の雛飾りは旧暦でお祭りされる方が多いようです。

 

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(つばき)

作品紹介 小谷 日以呂作 『蹲』

2026年02月15日 更新

小谷 日以呂(こたに ひいろ)氏の作品を紹介します。

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二月八日から九日にかけて雪が降り八センチほど積もりました。

そしてこれが今冬の信楽での初雪だったのです。

例年のように北風がぴゅーぴゅーと吹くこともなく

霜柱もたたず、分厚い氷が張ることもなく、

「寒い寒い」と口癖のように言ってはいますが

やはり全体的に暖かい冬なのでしょうか。

風花のように雪が舞っているのを3,4回は目にしましたが。

まだまだ肌寒い日が続くでしょうが

気がつけばどこかに春の兆しが表れているのでしょうね。

安心できる暖かさには及びませんが陽光の明るさに

うららかな季節を感じる時なぜかうれしい思いです。

22日は猫の日。

月、日に2が並び「にゃんにゃん」と語呂合わせで決まったそうです。

鳴き声は世界共通化と思うので他国の猫の日が一緒かと思いましたが

アメリカ、イタリア、台湾と様々でした。

動物の言葉は理解できないですが

一緒に寄り添ってくれることへの感謝を記念日には伝えたいですね。

 

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(つばき)

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