ギャラリー有楽【信楽】

有楽だより

作品紹介 高橋 美子作 『花入』

2021年06月15日 更新

髙橋 美子(たかはし よしこ)氏の作品を紹介します。

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有楽の店の南側にある小さいごく小さい淡竹の籔

常は季節によって、またその日吹く風によって音色を変え

静かな優しい自然を形作っているのですが、

今年は6月の声をきいてすぐ急に一斉にタケノコが顔を出し

それも4・5日で竹に育ってしまうと処理に困ると思い

刈り取りました。

たけのこはいずれも廃棄率の高いもの

急いであく抜きをし、旬の味として食させていただきました。

樹木や竹たちには知られざる決まりや生活でもあるのでしょうかと。

すっかり整理されたその籔は今、以前と変わらず

どくだみ、あざみ、とらのお、赤白のほたるぶくろと

沢山の花を咲かせしっとりと静かな風と遊んでいるようです。

青空にさわやかなみどりの風の晴れた日、

湿気が多くてうっとうしい日と交互に重ねながら

雨の少ない毎日が過ぎています。

それでも庭の刈込のつつじ、さつき、いちいの木などは

新芽が伸びてその形を少しづつ変えています。

今日はくちなしの花がいい香りを放って

人々の足を止めています。

 

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(しもつけそう)

作品紹介 伊藤 昭人作 『海鼠鎬皿』

2021年05月31日 更新

伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。

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風を感じる若葉青葉の香りさわやかな日々が続いていましたが

西からの雨雲に追いつかれ、じめじめとした雨の毎日でした。

田植えを終えたばかりのひょろりとして頼りなかった苗も

いまではよく育ち、たくましく伸びています。

植物はいずれも先を争うように伸び、

とらのお、のあざみ、ぎぼし、こばんそう、ゆきのした、

どくだみが咲き、大きく枝を伸ばしたこばのずいなや、

やまぼうしなどの木も白い清楚な花を咲かせています。

隅のほうに移されたやはずすすきも

その模様を規則正しく描いて大きく陣取っています。

でも梅雨と言えば雨に濡れた紫陽花ですよね。

咲き始めました。

以前はカタツムリやアマガエルもよく目にしましたが

近頃見かけなくなったように思います。

今は一年の中でもどんどん昼間が長くなっていく時です。

季節はいつも足早に過ぎていきますが、

夏の足音を感じながら、今の美しい風景とに出会いを

大切にしたいものです。

 

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(やまあじさい)

作品紹介 鈴木 大弓作 『蹲』

2021年05月19日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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お隣の京都などが緊急事態宣言を延長される中

新型コロナウィルスに対する注意に注意を重ねながら

無事作品展を終えることが出来ましたことに感謝し

お運びくださいました方々に心より御礼申し上げます。

日々不要不急の外出を控えてと言っている間に、

木々やくさぐさはどんどんと伸び、今は本当に緑滴るという言葉が

ぴったりと言う季節に入りました。

くろろうばいや、おがたまの花も

良い香りを振りまいていましたが今は緑の仲間です。

せんだいはぎが黄や紫色の花を咲かせ、

えびねらん、すずらん、よめな、あやめ、みやこわすれなど

コロナの渦中で落ち着かない日々の心の隙間を埋めるかのように

美しく緑の地を飾ってくれています。

恵みの雨が降り注ぎ梅雨入りも宣言されました。

この雨は私たちよりも植物のほうが生き生きと喜んでいるかのようです。

周囲の田んぼでは田植えも始まりました。

しっとりとした空気をはらんだ美しい光の輝き、

夏の訪れを予感させてくれます。

 

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(えびねらん)

『信楽焼有楽作品展』が始まります

2021年04月30日 更新

『信楽焼有楽作品展』

5月3日(月)~5月16日(日) 会期中無休

午前10時~午後5時

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新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐため

不要不急の外出の自粛を叫ばれている時ですが、

有楽では換気、手指消毒、マスク着用などできる限りの予防策を講じたうえで

信楽焼の今をお伝えできる作品を集めて展示いたします。

 

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(れんげつつじ)

作品紹介 古谷 和也作 『壷』

2021年04月14日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

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「桜花咲き乱れる陽春の今日、あこがれの当校に

入学を許可された私たちは喜びに胸を震わせています。」

と4月8・9・10日に行われた新入生の宣誓を幾度も耳にしましたが、

今年は入学式の頃には桜は散り始め

夢のような美しい花吹雪が舞っていました。

桜だけでなくどんな花でも満開で花として美しい時って

短いのだなぁとつくづく感じさせられました。

今、野山には濃い赤紫の三筋つつじがたくさん咲いています。

そして各々の木々が芽吹いてかわいらしい小さい芽から

葉を整えているかのようです。

ひとりしずかやいかりそいなどは写真にも残さないうちに

散っていきました。

生活においても様子が異なる今春ですが、

家の中で過ごす時間が増えたことをプラスにして、

自然界の力も存分に取り込むことを活力に

新しい可能性につなげることが出来るのではと勝手に思っています。

 

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(りきゅうばい)

作品紹介 篠原 希作 『引き出し花入』

2021年04月01日 更新

篠原 希(しのはら のぞむ)氏の作品を紹介します。

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信楽の桜はまだ五分咲きで例年は遅い山桜が今年は早く、

所々で満開になっています。

山にはコブシに似たタムシバが満開で、

白い花の塊が遠くから見るとより美しく見えています。

昼と夜の寒暖の差、花粉や紫外線の増加、

おまけにコロナ予防の消毒やマスクなど習慣化されてきたとはいえ

まだ戸惑うことの多い毎日です。

でもそれらには関係なく周囲の草木は芽を出し花を咲かせています。

春になるとまず咲くからと、まんさく・れんぎょう・さんしゅう・くろもじ・

みずき・きぶし・こぶしなど今でも美しく咲いています。

原っぱにたくさんあるみつば・せり・よもぎ・こごみ・

ふきのとうも旬の食材として大切にされているようです。

四月から新しい年度。新しいことを始めるにも絶好の時、

自分らしい楽しみを見つけ気負わずマイペースで

小さい一歩から進んでみたいと思っています。

優しい春風が背中を押してくれるかもと期待しつつ。

 

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(ぼけ)

 

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(くろつばき)

作品紹介 石山 哲也作 『彩泥輪線壷』

2021年03月15日 更新

石山 哲也(いしやま てつや)氏の作品を紹介します。

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一雨ごとに寒さは緩み、あたりの風景も変化して

木々には若々しい新芽、花のつぼみも少しずつほころび始め

おうばい、ばいも、ふきのとうなど

いずれも薄黄色の花が待ちわびていたように

例年と変わらぬ顔を見せています。

でも、いつものように心浮き立つ春とは異なり、

新しい生活様式の下で迎える今の暮らしに

何か戸惑いを覚えるような重苦しさもあります。

美しいと感じるほどの自然と、人々の気持ちが一体となって

春の華やいだ光景があったのだといまさらのように感じています。

桜の下でお花見をする、そんな当たり前の光景や

暮らしが一日も早く戻ってくることを願い、

心して過ごしていきたいと思っています。

三月は事や人とのお別れの月。

振り返ってよく反省し、感謝して

新しい年度を迎えることに希望や意欲を持ち、

夢を描きながら明日へとつないでいきたいものです。

 

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(ふきのとう)

 

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(おうばい)

作品紹介 鈴木 大弓作 『花入れ』

2021年03月01日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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弥生3月

春と呼ぶにはまだ少し早く感じられますが、

雪が雨に変わる雨水も過ぎ、

自然は片時もとどまることはなく

待ちわびている春に向かっているようです。

いままで見過ごしていた身近なところに

小さな春はあふれていたりするものです。

お隣からいただいたとれたてのほうれん草の芯に花芽がついていたり、

保存していた白菜の芯が大きく伸びていたり、

ジャガイモに新芽が出ていたりと。

庭では梅がかぐわしく静かに咲いています。

まんさく、くろもじ、れんぎょうも一見して花芽が

膨らんだ様子がわかり、生命の力強さが感じられます。

5日は啓蟄

冬の間地中で巣ごもりをしていた虫や動物たちが

暖かくなり始めひょっこり顔を出すのだそうです。

あちこちから春の足音が聞こえてくるようです。

私も今日ひな人形をお飾りしました。

 

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(はくばい)

作品紹介 伊藤 昭人作 『柿釉大皿』

2021年02月15日 更新

伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。

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二月は立春があり春に向けて暖かくなる季節です。

立春の前日、節分、全国各地で節分会が行われ

邪気を払い春を迎える準備をしたのです。

信楽では繰り返す三寒四温、春はいつ来るのと言いたい日もありますが、

立春が過ぎただけあって陽光の明るさは春そのものだと感じる日もあります。

季節は確かに一雨ごとに春を置いていきます。

庭の苔の緑色が少し濃くなったり、

春蘭やばいもの目が顔をのぞかせたり、

雑草として目についたら引き抜いていたタンポポ、

はこべ、せり、つくしなども元気に自分の陣地を広めたりと。

椿の花だけがたくさん咲いています。

マスク、手洗い、うがいをしっかりして

健康で楽しい毎日を過ごしたいと思っています。

 

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(つばき)

作品紹介 六代上田 直方作 『葉皿(組皿)』

2021年02月01日 更新

六代上田 直方(ろくだいうえだ なおかた)氏の作品を紹介します。

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仕事をしながら見るともなくつけていたテレビから

「何気ない今日が宝物」という言葉が聞こえた。

そうだと心の底から納得している自分に関心。

コロナ禍のもとでの生活を通じて変わったこと、

それは幸せの感じ方。

当たり前のことがいろいろの規制で奪われたから

日々の生活の一つ一つのことに幸せを感じるようになったのでは。

戸外は肌を刺すような冷たい空気。

でも雲間から時々明るく覗く陽光は

どこか少し柔らかさがあり、春よ来い、早く来いと言いたい毎日。

庭では毎朝のように何かを見つけたのかたくさんの小鳥たちが

苔の上に集まって一生懸命ついばんでいるのだが

新しい芽でも出ているのでしょうか。

椿の花も寒さや霜や小鳥たちに触れられたのか、

色や形は不細工ですが沢山咲いてきました。

一月は往くといわれるようにあっという間に過ぎ

明日は「鬼は外、福は内」の節分、

そして次の日は立春。

 

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(つばき)

作品紹介 神崎 継春作 『壷』

2021年01月15日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

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お正月、たくさんの人におめでとうとあいさつをし、

新年を祝いました。

愛でること、喜ぶこと、祝福すること。

本年もまた変わらず健やかに過ごせる日々に感謝したいと。

思っているうちに2021年も半月が過ぎてしまいました。

世の中の変化に戸惑っているうちに過ぎていった感じです。

コロナ、コロナと健康の大切さを教えてくれた日々でもありました。

信楽では、12日今冬初めて3センチほどの積雪を見ました。

寒に入ったことを痛感する気温の低い日が続いています。

庭では今まで賑やかに彩っていた赤、白の草木の実も

小鳥についばまれさみしくなりました。

所々に固まって寒さをしのいでいるような

お市の目玉だけがブルーの透き通った実をつけています。

日暮れの時間も少し余裕が出来てきました。

いまも続くコロナウィルスに対する対策を心しながら

大切に、丁寧に、前向きに季節の移ろいや、

時の変化を楽しみたいと思います。

咲き始めた蝋梅の香りが強く漂っています。

 

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(おいちのめだま)

新年のご挨拶

2021年01月01日 更新

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(石山 哲也 作 水指)

 

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(つばき)

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