ギャラリー有楽【信楽】

有楽だより

作品紹介 藤田 長夫作 『刷毛目向付』

2019年09月15日 更新

藤田 長夫(ふじた おさお)氏の作品を紹介します。

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九月九日は五節句の一つ「菊の節句」とも呼ばれます。

古くは菊花には霊力があるといって飾って観賞したり、

菊酒を飲んで健康や長寿を願う習慣があったそうです。

今は年中栽培されているので親しみのあまりそんな気持ちも忘れがちですが。

野に咲き始めた野菊など自然の優しい恵みを楽しんで愛でています。

去っていった台風の影響からとか青空や周りの景色はすっかり秋というのに

日中は真夏並みの熱波に見舞われています。

でも夜になるとその風は心地よく感じられ、

空気が凛と澄み渡っているからか月夜の美しさも格別。

黄金色に輝く大きい月を眺めていると

すずやかな虫の音も聞こえてきます。

稲刈りも始まりました。

すすきの穂も風になびいています。

藤袴も、萩もいっぱい咲いています。

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(しゅうかいどう)

作品紹介 藤田 長夫作 『土瓶』

2019年09月01日 更新

藤田 長夫(ふじた おさお)氏の作品を紹介します。

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大きい強風圏を持つ台風10号が去ってから、蒸し暑い日や

急に降る豪雨などの日がつずいたのですがこれは秋雨前線の影響とか。

一気に気温が下がり、朝夕のみならず昼間でも心地よい冷ややかな風が吹くようになりました。

こんなに急に季節の変わり目を見るなんて・・・

そういえば少しずつ日暮れが早くなりました。

緑色から黄色に変化したといっていた稲穂も黄金に輝き、

波打ち、トンボがふわりふわりと宙を飛び

満ち足りた豊穣の時を教えてくれているようです。

野には、赤白金の水引き草、りんどう、いろいろの種類の萩の花、

月見草など水分を十分に取り込み、自然の秋を演出してくれています。

今日9月1日は立春から数えて210日になるといわれ、

台風等による災害の多かった日だそうです。

今後は、ことなく済みますようにと祈りばかりです。

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(みずひきそう)

作品紹介 石山 哲也作 『象嵌泥彩螺旋一輪挿し』

2019年08月14日 更新

石山 哲也(いしやま てつや)氏の作品を紹介します。

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台風10号の動きを伺い無事に通り過ぎることを願いながら、

暑い暑い毎日をしのいでいます。

8月は葉月、秋風月(あきかぜつき)、雁來月(かりくつき)、

燕去月(つばめさりつき)といういろんな呼び方があるようです。

例年なら空や雲の色、そして形、咲く花や、遊ぶトンボなど

自然からそっと秋の気配を感じ、ご先祖様をお迎えし、

またお送りするそんな行事に忙しいのですが。

今年は会う人ごとに「熱中症にならないように気を付けてください」

とのご挨拶が飛び交っています。

信楽は地形的に日中は暑くても朝夕は涼しく

「極楽のあまり風」とか勝手に名付けてありがたく涼んでいたのですが

今年はその風もなく。

でも家の周りの田んぼの稲の穂はすっかり出そろい

その色もはや青から黄いろに変わっています。

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(きくいものはな)

作品紹介 伊藤 昭人作 『海鼠釉皿』

2019年07月31日 更新

伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。

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梅雨明けと言う言葉を聞くと同時に台風6号による大雨に見舞われ

今は湿気の多い暑い暑い日が続いています。

青空から差し込む紫外線がギラギラとその量を一気に増し、

曇りでも大量の紫外線が降り注いでいるとか。

その連日の雨のため信楽では例年7月下旬の夜に行われていた

愛宕山までの松明奉納「火まつり」が中止になりました。

産業や生活、文化にかかわる神事だと。

古く江戸時代以前から地元の人たちが土と火と陶祖に感謝し、

安全と焼き物の発展を願って続けてきたそうですが

致し方なく残念です。

自然の音のようにじーじーと耳慣れた蝉の声、

今朝朝顔が大きく美しく咲いていました。

子供たちは夏休みなのですね。

祇園さんと同時に咲くひおおぎの花もすっかり終わり、

われもこうがひと固まりになって、

我も亦紅と主張をしています。

今年も早ご先祖様をお迎えするお盆ですね。

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(われもこう)

作品紹介 鈴木 大弓作 『花入れ』

2019年07月15日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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梅雨と言えば当然ですが、湿気の多いはっきりしないお天気が続いています。

周りの自然はたっぷりの水分を得てのびのびとして過ごしているようで、

生き物もぶんぶん、こつこつと邪魔されることなく、

自分の仕事に精を出しているように見えます。

木立の間を吹き抜けるそよ風が青田風となって、

伸びた稲穂を揺らしています。

豊かな自然が私たちの目を楽しませ、心を豊かにしてくれると同時に、

無数の命をはぐくみ多くの実りを与えてくれるのだと感謝しています。

自らもその自然の一部として、草引きや木の枝の整えなどを暇を見てやっています。

示し合わせたように一緒に咲くと思っていた野の花

(とらのお、ほたるぶくろ、もじずり、なでしこ、のばら、むらさきつゆくさ、

どくだみ)などの遅咲きの花がいまあちこちで遠慮がちに美しく咲いて、

より一層愛でられているようです。

夏の日の長さを上手に生かして、いい時間をうまく利用すること。

そんな季節に寄り添うような生活が夏の日々を

楽しく過ごすヒントになるかもね。

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(あじさい)

作品紹介 古谷 和也作 『木の葉皿』

2019年07月01日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

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梅雨入りと言う言葉を聞いたばかりなのに、

遠くで熱帯性低気圧が台風に変わるかもとか・・・

晴れた日でも湿気を含んだ風が頬をなで、

野原を駆け回っているような気がします。

この気まぐれなお天気に合わせながら掃除、洗濯、

買い物、草引きなど忙しく過ごしています。

でも早文月(ふづき)一年の半分が過ぎ、

後半に入ってしまったのですよね。

日中が長い毎日、あわただしく過ごすよりは

ゆったりと、流れる時を大切に。

そんな暮らし方の中に夏の楽しみがあるのではと。

今朝、庭の苔の上に夏椿の真っ白い花が六個落ちていました。

一日花ですが花が咲いたのも気づかずにいたこと以上に

緑が濃く美しい苔に気持ちがのりました。

よく見るとなおなお美しく、小さな自然を見るような、

時が止まっているような感覚になり驚きました。

どこにいるのかホトトギスのさえずり「テッペンカケタカ」を

今年初めて聞きました。

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(あじさい)

作品紹介 神崎 継春作 『信楽耳付花入れ』

2019年06月15日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

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六月と言えば梅雨でジメジメ、なんだか気持ちも滅入りそうな季節と言うイメージですが、

ここ一週間もしっとりとした空気をはらんだ

すっきりとしないお天気が続いています。

でも植物にとっては恵みの雨。

天からの潤いをいっぱいに受け美しさを誇る紫陽花が

その花の大きさと色を競いながら所狭しと咲いています。

その片隅にとらの尾やドクダミがまっ白の花を咲かせ

清楚な感じを出しています。

田植えしたばかりはひょろりと頼りなかった苗も

すくすくと育ち、たくましく伸びています。

今は一年で一番昼が長い夏至(22日)の候、

季節はいつも早足に過ぎていきますが

夏の訪れを予感させてくれる厳しい光も時折さしてきます。

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(とらのお)

作品紹介 澤 克典作 『信楽壷』

2019年05月31日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

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山・里ともに新緑が眩しく感じられます。

田植えや茶摘み、淡竹の収穫、山椒の実摘み、ふきとり、

蕨採りと忙しく。

自然とともに生きていることが実感できる季節です。

『八十八夜の別れ霜』と言われていますが

信楽はこの言葉より一週間遅れで昔から本格的に

農作業に取り掛かる目安の日になっているそうです。

家の周りの田んぼの植え付けがほとんど終わり、

夜などはかえるの合唱でにぎやかですが、

加えて、植え付けられた田んぼの水面に各家の灯りが映り、

倍増したにぎやかな街を作り出しています。

庭には、スズラン、ギボウシ、アザミ、野ばらが咲き、

燕も巣作りのためその条件に適ったところを探しているのか、

同じところを幾度となく飛び交っています。

今日から衣更えですね。

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(せんだいはぎ)

作品紹介 谷 穹作 『蹲花入れ』

2019年05月14日 更新

谷 穹(たに きゅう)氏の作品を紹介します。

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連休中、道路事情の悪い中有楽の作品展に

沢山の人々のご来店をいただきありがとうございました。

ご支援に感謝申し上げます。

これからも信楽で活躍中の作家と「信楽焼の今」を

発表し続けたいと思っています。

平成から令和へ新たな幕が開いた今、

急に世の中が変動するわけでもなく、

未来に託した願いが凝縮されているとはいえ、

元号とは何なのかを考えながら・・・

5月の初めに立夏を迎え、光はもう夏の気配、

今は緑、緑、緑みどりといういろいろな緑色の自然に囲まれて

ゆったりと健やかに過ごしています。

庭にはみやこわすれ、よめな、あやめ、おだまき、

しらん、せんだいはぎ、こめうつぎ、えびねらん、など

静かに花を開き居場所を確保しています。

おがたまの木に咲く白い花が芳香を放って目立っています。

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(こめうつぎ)

作品紹介 古谷 和也作 『信楽混成角花入』

2019年04月26日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

 

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三十一年と言う歳月を駆け抜けたように感じる平成。

いよいよ五月から新しい年号、令和が始まります。

平穏に日々が過ぎる良い時代になりますように。

節目を迎えることで自分の気持ちも一新、

これを機に何か新しいことをと思うのですが。

有楽も4月24日から『信楽焼の今』と言うテーマで作品展を行っていて、

沢山の方々にご覧いただいています。

その準備で忙しく過ごしている間にすっかり葉桜になり、

山が近く感じるほど白く咲いていたタムシバも散ったようで、

濃い緑一色になって、その隙間に山つつじが華やかな色で

絵でもかくように咲き、目を楽しませてくれています。

庭にはコブシ、リキュウバイ、ドウダンツツジ、ハナモモといつの間にか満開

草むらでは、スイセン、アマドコロ、ナルコユリ、ホウチャクソウ、

オダマキ、シャガも咲いています。

作品展は5月7日まで開催しています。

是非お立ち寄りください。お待ちしています。

 

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(ぼけ)

作品紹介 谷 穹作 『三角花入れ』

2019年04月15日 更新

谷 穹(たに きゅう)氏の作品を紹介します。

 

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20190415春

 

桜前線は今日はどのあたりでしょうか。

不意に寒さが戻ると一日か二日は足踏みをするようです。

信楽も三分咲き、五分咲きと不ぞろい。

でも山すそを美しくピンク色に染めています。

桜だって気温だけでなく咲く時期、花の色、花びらの数も

いろいろ違うのだそうです。

桜の個性ですね。

有楽では4月24日(水)から2019年の作品展を行います。

有楽が選んだ旬の作家の作品の展示即売です。

春の自然を満喫しながら有楽にお運びください。

お待ちしています。

 

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(つばき)

作品紹介 高橋 美子作 『花入れ』

2019年04月01日 更新

高橋 美子(たかはし よしこ)氏の作品を紹介します。

 

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続々と桜の開花のニュースが伝えられているというのに

信楽の桜はまだつぼみが固く、

この冷たい風がやさしく感じるようになるまでには

もう少し時間がかかりそうです。

でもはや「卯月」

四月は別れあり、出会いありの人生の節目となる人も多いのではと思います。

新学期、新社会人、新入社員、新緑と、

今は「新」の付く物事が多く希望に心弾ませる時です。

いつかやろう、そのうちにやろうと思っていたことを

始めるのもうってつけの季節かもね。

庭では金水引、ほととぎす、ふじばかま、はぎ、ひおうぎ、

野菊などの野草が顔を出し、

私の思っている雑草と仲良く緑を競っています。

五色散り椿と言う名の椿の花が今満開です。

花弁を一枚一枚ハラハラと散らせています。

これが公開される日は元号が新しくなる日です。

平和で健やかな日が続くことを祈るのみです。

 

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(つばき)

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