ギャラリー有楽【信楽】

有楽だより

作品紹介 古谷 和也作 『焼き締めたわみ鉢』

2018年05月11日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

 

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会期中お天気に恵まれ、たくさんのお客様にご来店いただき

ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

店内は忙しくしておりましたので失礼なことが

多々あったのではと反省しています。

会期十日ほどの間に木々の緑が一層濃くなり

目に眩しい季節に変わっていました。

それにしても今年の「春」ほど急ぎ足で信楽を駆け抜けたことが

あっただろうかと思うほど・・・

木々も草花もその変化の速さに戸惑ったのではと。

願わくばもっとゆっくり、のんびりと季節を楽しみながら

移ってくれればと勝手なことを…

今は山法師の木が緑の葉と白色の花との調和もよく

美しく咲いています。

そして、その名から静かな落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

庭の隅には、海老根蘭、スズラン、シラン、ミヤコワスレなどが

静かに咲いています。

 

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(えびねらん)

信楽陶若手作家作品展が始まります

2018年04月27日 更新

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つばき、梅、桃、桜の花が一度に咲き乱れ、ゆっくり愛でる暇もなく

その姿を変えて新芽へと移りました。

今も朝夕は暖房があって快適に過ごせる気温ですが、

昼間は半そでの衣服で過ごして心地よい数日が続きました。

今まで群青色をしていた山の木々も新芽から変わったのか

「色々ってこのことを言うのか」と思うほどの緑色が重なり合って、

パッチワークのようなちぎり絵のような美しい風景を作っています。

庭の木々も新芽から葉に成長し、個性のある形や色を示し

自然の美しさを作っています。

白や黄色のヤマブキの花や藤の花が咲き、

苧環や射干の花も野原を飾っています。

有楽では明日28日から若手作家の作品展です。

おでかけください。

お待ちしています。

 

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(おだまき)

信楽陶若手作家作品展のご案内

2018年04月15日 更新

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古谷宣幸

鈴木大弓

古谷和也

高橋美子

澤 克典

杉本祐

「三日見ぬ間の桜かな」と言われますが、

信楽の桜も4月1日はまだつぼみが固く、3日はちらほら咲きでした。

夜半の雨、風や、朝夕の気温の低さからか7,8日が満開でした。

満開が今年は例年より1週間早いようです。

今はもう葉桜になりましたが明るい季節の訪れです。

草もいちだんと成長し、つくし、たんぽぽ、ふき、あまどころ、

ふじばかま、われもこう、のかんぞう、ばいもなどの新芽は

その伸びがわかるほどで、その勢いに驚かされます。

私もじっとしていられなく、背筋を伸ばして何か新しいことを始めたくなりました。

草々の早さにはかなわなくても、自分のペースで自分らしいひと伸びをなんて。

作品紹介 荒川 智作 『焼き締め花入れ』

2018年04月01日 更新

荒川 智(あらかわ さとし)氏の作品を紹介します。

 

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濃い緑色のおいしそうなホウレンソウ、肉厚ではんばーぐ大の生シイタケ、

蓋を取ると香りでわかるふきのとうと味噌を合わせた蕗味噌、

やわらかい淡い緑色のよもぎもちなど、

ご近所から自家製の物のおすそ分けをいただき早春を味わっていますが

信楽の野山はまだ冬の枯れ草がいっぱいで、

探さないと蕗の薹やこごみの新芽は見つけられません。

草草は、その時を待っているのでしょうか、

急に吹いたここ2,3日のあたたかい風に誘われ、

今すぐにも顔を出すのではと思っています。

まんさく、さんしゅう、れんぎょう、みずき、くろもじ、

きぶしなどもここ2,3日で満開です。

春一番を競って咲く花は、みな黄色なんだと不思議に思い改めて眺めています。

桜のつぼみはまだ固く、子供たちと同様に入学式や

始業式を飾ろうと待っているかのように思われます。

4月、気持ちもあらたに陶都信楽までお運びください。

ギャラリー有楽でお待ちしています。

 

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(れんぎょう)

作品紹介 神埼 継春作 『灰釉小鉢』

2018年03月14日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

 

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一月は行く、二月は逃げる、三月は去るといわれ

「お寒うございます」と言う挨拶を繰り返してきただけで

今年もあっという間に三月の半ばを迎えています。

お雛様は急いで片づけましたが庭の桃の花のつぼみはまだ固く、

学校で教わった「春は名のみの風の寒さや」と言う

歌詞を思い出す毎日です。

でも苔の中には新芽が生えてきているのか

ハトやヒヨドリ、冬は姿を見せなかった小鳥たちが

しきりに何かをついばんでいて、掃除をすました庭の様相を乱しています。

椿だけがたくさん美しく咲いて「木に春が来たんだよ」

と誇らしげに言っているようで…

三月で2017年度は終わります。

来年度の抱負、チャレンジしたいことなどをしっかり考え、

ここ数日は年度末の結果として、

充実したよい日々になるよう努めたいと思っています。

 

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(椿)

作品紹介 古谷 和也作 『焼き締め鉢』

2018年03月01日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

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朝は霜が降り、薄氷が張っていて寒いのですが

昼間はどこかホッとした空気が流れて

陽ざしに力強さを感じるこの頃です。

庭の木々はまだ真冬の様相と変わりありませんが

霜のかからない薮の中のツバキだけは、

それぞれの花らしい美しい色を少しのぞかせています。

三月は弥生『いよいよ生い茂る』の意味があるそうです。

芽吹き始める「春」がもうすぐそこ。

信楽の山里も明るい季節へと一歩近づいているように思います。

オリンピックのテレビを見て、挑戦し続ける大切さを

更に教わりました。

私の心にも新しい息吹を芽生えさせたいものだと思っています。

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(つばき)

作品紹介 大友 辰雄作 『花器』

2018年02月15日 更新

大友 辰雄(おおとも たつお)氏の作品を紹介します。

 

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春の暖かな気候はまだかまだかと待つ毎日が続いていますが、

そんな気配は全くなく気温の低い日が続いています。

でも、部屋に差し込む日の光の位置が変わり、

陽射しの長さもその輝きも少し増したように思います。

何かの読み物で知ったのですが今年の干支は戊戌(つちのえいぬ)なのだそうです。

昨年が丙酉(ひのえとり)で実りの年であったのに対し、

今年は新しい流れが始まる変化の年になるようです。

それぞれ受け止め方は違うと思うのですが、

変化もただ待っているだけではなく、幸せになるため前向きに、

地道な努力を惜しまないようにしたいものです。

この寒波が過ぎれば春が来ると思います。

三寒四温と言う言葉のとおり、日々健やかに暮らしたいと思っています。

 

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(菜の花)

作品紹介 荒川 智作 『緋色壷』

2018年02月01日 更新

荒川 智(あらかわ さとし)氏の作品を紹介します。

 

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信楽も終日厳しい寒さです。

雪は積もるほども降りませんが、日差しが暖かそうなときも

寒風とともにいつもふわふわと花びらのように舞っています。

大寒と言うだけあって何もかもが凍てつくような気温です。

ただ例年の冬と異なるのは、こんな寒い日々が続くということです。

手水鉢などの氷も溶けず、水分をもち上げてできた霜柱もあちこちで

一日中キラキラと光っています。

でも、自然が次に運んでくれる季節は春ですよね。

やがて雪が雨に変わり、草も木も芽吹き始めることでしょう。

そんな気配がまだどこにも少しもないのですが、

春はすぐそこまで来ていることを信じて待っていようと思っています。

そして今は温かくして過ごそうと心がけています。

深いお湯のみに熱いお茶を注ぎ、しっかり両手でもって

温め温まりながら、器と一体になり、何を考えるでもなく

心の中まで温めてみてはと思います。

 

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(つばき)

作品紹介 澤 克典作 『信楽壷』

2018年01月15日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

 

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道行く人々の様子や、行きかう自動車の量から

2018年も動き始めたと実感している毎日です。

自然の移ろいや人々の営みは基本的にはそんなに変わらないはずなのに、

お正月と言えばなぜか新しいようなすがすがしい風を感じ物事すべてが新鮮に思うのは私だけでしょうか。

10年後も100年後も人たちに希望のある日々であってほしいと願いながら、

それよりなにより今年も平和で穏やかな年であってほしいと願わずにはおられません。

寒い毎日が続いています。

でも七草を摘みに野に出てみると、例年は申し訳なさそうに地にくっついている草が、

今年はのびのびとして自己主張をしていたのでびっくりしました。

暖冬なのでしょうか、それともいつもの年より春が早く来るのでしょうか。

有楽も店の品々を吟味して、皆様をお待ちしています。

よろしくお願い致します。

 

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(蝋梅)

新年のご挨拶

2018年01月01日 更新

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作品紹介 古谷 和也作 『焼き締め向付』

2017年12月14日 更新

古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。

 

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14日夜、初雪が降りました。

朝起きると道は雪がありませんでしたが屋根や庭の木々は

綿帽子をかぶったように白くお化粧をしていました。

いつもなら野も里もまっ白に霜が降り、日が当たると霜が溶けるのか

屋根などから湯気が上がってお天気が良いことを知らせてくれるのですが、

庭の真ん中には霜柱も、水がたまったところには薄氷が張り、

冷たさを一層募らせます。

紅葉したり落葉したりと騒がしていた木々はすっかり幹だけになり、

松や杉、樫や椿にその場所を譲っています。

あれこれと仕事の計画をしていましたが、片付かないうちにこの時期を迎えてしまいました。

皆さんにお力添えをいただき、元気に今日まで来られたことに感謝し、

新年までもう一息頑張ろうと思っています。

 

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(ゆず)

作品紹介 杉本 貞光作 『花入れ』

2017年11月30日 更新

杉本 貞光(すぎもと さだみつ)氏の作品を紹介します。

 

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今年の仕舞いの月、師走

師走と聞くとなぜか気ぜわしく、昨日から続く今日なのに

何から片付けようかと本気で思ってしまうのは私だけでしょうか。

自然が運んでくれる四季折々の風の中で、

自分なりに喜怒哀楽を繰り返し、健やかなことに感謝しながら歩んできた日々

季節はいつも足早に過ぎていきますよね

美しく色づいた木々の葉もハラハラと一枚また一枚と

吟味するように散り、その姿を変えつつあります。

今年は例年になくナンテンのみがよくできているようで、

難を転じて福をもたらすとの意味からも、

お正月には生け花の材料として用いられることでしょう。

 

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(ナンテン)

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