杉本 祐(すぎもと ゆう)氏の作品を紹介します。
緑滴るような昨今の景色の中で、この時期よく風薫ると言う言葉を耳にしますが
青葉、若葉を吹き渡るさわやかな風と言うのでしょうか美しい言葉ですよね。
心までホッと一息、自然の中に溶け込んだような幸せな時を感じます。
もうすぐ梅雨に入るのでしょうか。
周囲の田んぼも植え付けがほぼ終わったらしく、きちんと並べて植えられた苗も
今は水の中で地に根を張らせているようです。
夜になると、蛙の大合唱はもちろんですが、
田んぼに張られた水を鏡にして家々の明かりが倍になり、
とても賑やかな景色に変化します。
庭には、こばのずいなが白い花をつけ、その根元で薬草のどくだみが
その名に反して可愛い白い花をいっぱい咲かせています。
(みやこわすれ)