古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。
梅雨入りと言う言葉を聞いたばかりなのに、
遠くで熱帯性低気圧が台風に変わるかもとか・・・
晴れた日でも湿気を含んだ風が頬をなで、
野原を駆け回っているような気がします。
この気まぐれなお天気に合わせながら掃除、洗濯、
買い物、草引きなど忙しく過ごしています。
でも早文月(ふづき)一年の半分が過ぎ、
後半に入ってしまったのですよね。
日中が長い毎日、あわただしく過ごすよりは
ゆったりと、流れる時を大切に。
そんな暮らし方の中に夏の楽しみがあるのではと。
今朝、庭の苔の上に夏椿の真っ白い花が六個落ちていました。
一日花ですが花が咲いたのも気づかずにいたこと以上に
緑が濃く美しい苔に気持ちがのりました。
よく見るとなおなお美しく、小さな自然を見るような、
時が止まっているような感覚になり驚きました。
どこにいるのかホトトギスのさえずり「テッペンカケタカ」を
今年初めて聞きました。
(あじさい)