迫 能弘(さこ よしひろ)氏の作品を紹介します。
秋の作品展にはたくさんの人々にご来店いただき
有難うございました。御礼申し上げます。
忙しく過ごしている間に、8日は立冬を迎える時季になりました。
ここ信楽でもこんな暑い日は今までに覚えていないなあ
と思うほどの猛暑だった夏はなかったかのように、
冬の始まりを感じる朝夕の冷え込み。
日中の風は過ごしやすく、でも木々は少しずつ色づき始めています。
庭の刈込のどうだんつつじはその輪郭を赤で描き、
蝋梅の葉は黄色に染め始めています。
美しい可愛い花を咲かせた野の草草は、
来年に続く子孫のために種をまき散らし、根をはびこらせ、
着々と準備を進めて、はやその存在をもなかったかのように
枯れてしまったのもあります。
今は苔の中にまっ白い小さくかわいらしいセンブリの花がたくさん咲いています。
(のぎく)