六代上田 直方(ろくだいうえだ なおかた)氏の作品を紹介します。
仕事をしながら見るともなくつけていたテレビから
「何気ない今日が宝物」という言葉が聞こえた。
そうだと心の底から納得している自分に関心。
コロナ禍のもとでの生活を通じて変わったこと、
それは幸せの感じ方。
当たり前のことがいろいろの規制で奪われたから
日々の生活の一つ一つのことに幸せを感じるようになったのでは。
戸外は肌を刺すような冷たい空気。
でも雲間から時々明るく覗く陽光は
どこか少し柔らかさがあり、春よ来い、早く来いと言いたい毎日。
庭では毎朝のように何かを見つけたのかたくさんの小鳥たちが
苔の上に集まって一生懸命ついばんでいるのだが
新しい芽でも出ているのでしょうか。
椿の花も寒さや霜や小鳥たちに触れられたのか、
色や形は不細工ですが沢山咲いてきました。
一月は往くといわれるようにあっという間に過ぎ
明日は「鬼は外、福は内」の節分、
そして次の日は立春。
(つばき)