古谷 和也(ふるたに かずや)氏の作品を紹介します。
「桜花咲き乱れる陽春の今日、あこがれの当校に
入学を許可された私たちは喜びに胸を震わせています。」
と4月8・9・10日に行われた新入生の宣誓を幾度も耳にしましたが、
今年は入学式の頃には桜は散り始め
夢のような美しい花吹雪が舞っていました。
桜だけでなくどんな花でも満開で花として美しい時って
短いのだなぁとつくづく感じさせられました。
今、野山には濃い赤紫の三筋つつじがたくさん咲いています。
そして各々の木々が芽吹いてかわいらしい小さい芽から
葉を整えているかのようです。
ひとりしずかやいかりそいなどは写真にも残さないうちに
散っていきました。
生活においても様子が異なる今春ですが、
家の中で過ごす時間が増えたことをプラスにして、
自然界の力も存分に取り込むことを活力に
新しい可能性につなげることが出来るのではと勝手に思っています。
(りきゅうばい)