小牧 鉄平(こまき てっぺい)氏の作品を紹介します。
九州と中国地方では梅雨明けだというのにここ信楽は、
「夕立三日」と言葉のとおり三日以上の夕立続き。
午後になると真っ黒な雲が急いで連れてくる大粒の雨、
そして雷、驚くほどの厳しい雨に見舞われています。
短い時間ですが。
まだ2・3日は大気の状態の不安定な時が続くとか。
梅雨が明ければ夏空の下での陽光に輝く植物、
かんぞう、きんみずひき、ぎぼうしなど。
それよりなにより夏、太陽と言えばひまわりの季節。
太陽に向くことから「向日葵」と書きます。
咲き始めは太陽を追いかけて咲いていますが、
成長すると東向きに咲いているように思うのです。
日差しの強い南や西を向くと高温になり、
病気の原因になる夜露が長時間花や葉に残るのを防ぐためだとか。
種の保存のための知恵なのだと感心。
暑い暑い夏に向かっていますが自然と一緒にたくましく、
しなやかに、心も体も上を向いて楽しく過ごしていきたいものです。
(はんげしょう)