鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。
厳しい夏の暑さからの解放を今か今かと待ちわびていましたが
今朝は肌寒く感じる空気に秋の訪れを知りました。
空が少しずつ高く感じられ小さい塊がたくさん集まったような雲が
多く見られるようになりました。
いわしの群れのような細長い雲の集まりのいわし雲。
魚のうろこのような小さい丸い雲の集まりのうろこ雲。
モコモコとした雲の集まりが羊の群れのようなヒツジ雲。
特に今は空が澄んで見やすくなるので秋の季語にもなっているとか。
でもこれらは低気圧の前面に現れることが多く、
見かけたらこの後雨のサインらしい。
庭では秋の七草の一種の藤袴が赤白共に花芽をつけて
いまにも咲きそうにその時を待っていますが今年はまだ
アサギマダラという毎年来る蝶が来ていません。
薄い青緑を埋め込んだステンドグラスのような羽を
ひらひらと優雅に訪れてくれることを藤袴と一緒に私も舞っています。
九月九日は菊の節句、十日は中秋の名月といろいろな行いがあります。
(やぶらん)