伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。
暦の上では秋の始まりですが
信楽でもまだ夏真っ盛りの暑い毎日。
少しずつ高くなったように感じられる青い空。
小さい塊が集まったような白い雲。
ギラギラと表現されるような太陽。
雨は全くない連日です。
野には、われもこう、たかさごゆり、
みずひきそうなど秋の草が咲いています。
すっと吹く風にいつまでもこの暑さが続くわけでなく
秋に向かっているんだという感じになります。
今、ほとんどの信楽の家庭では
オショライサンをお迎えして生活をしています。
ご先祖様の霊に親しみを込めて
お精霊様(オショライサン)と呼んでいます。
家々の仏壇を中心に季節の品をお供えし、
お花を飾り、知人が集まり、にぎやかに
16日にお送りするまで。
ご先祖様を大切にする、その人たちにかかわる人たちに
感謝するお盆の期間なのです。
夕方散歩で見つけた月見草は
派手さはなかったのですが
生き生きしているように見えました。
(やはずすすき)