杉本 貞光(すぎもと さだみつ)氏の作品を紹介します。
半袖で過ごしても良い日中の気温ですが
朝夕は毛糸のカーディガンが欲しい気もする毎日です。
野山の様子もすっかり変わり、
木々皆新芽に覆われ山全体が大きく見えます。
そしてそこに今は、みすじつつじ、
こぶしの花に似たたむしば、ふじの花が咲いて美しいです。
庭の刈込のつつじなど大きく形作り
位置を示し華やかさを添えています。
毎日勢いのある植物の成長を見ていると
私たちもエネルギーが湧いてくるようで励まされるような気がします。
五日は端午の節句。
男の子の成長を祝う節句ですが
五月人形と一緒にこいのぼりを飾る風習があります。
江戸時代に男児が生まれたことを祝って
戸外に立てたことが始まりだそうです。
唱歌にあるように屋根より高く泳がせていたのですが
いつの間にか今の部屋飾りになったようです。
こいのぼりの棒の先についている球体は
「天球」と言って神様を呼ぶ目印、
その下の矢車は幸運を射止め邪を払う、
五色の吹き流しは魔よけとしての飾りとか。
田んぼはいつの間にか耕され、
田植えの準備が進められています。
(ふじ)